数学・物理 入門 微分方程式と力学系

紙飛行機、凧、鳥などの飛行の原理

2014/09/24
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自動車と調速機、ガバナー

ガバナーとは、調速機。ディーゼルエンジンで、燃料の噴射量を負荷などに応じて自動的に調整する機構。
エンジンの調子を最適に保つと共に、燃料を節約する働きがある。

この「調速機」がやっている仕事は「自動制御」です。

ワットの遠心調速機は、遠心力を利用して、回転速度の目標値からのずれを検出し、ずれを少なくなる方向へ調節するという方法です。このような自動制御は「フィードバック制御」といいます。
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2014/06/25
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凧の話

凧は何故仰角が大きいか?

凧は長方形が標準的です

揚力中心は、平板翼と同様上から25%の位置になります。
糸目の中心はそれより少し下の30%ぐらいの位置にします。
重力中心は上から50%の真ん中あたりです。

これで釣り合いの関係が確保されるのは、図で考えるとわかるでしょう。

飛行機と違って重心がずいぶん後ろですね。重心と糸目中心とを入れ替えることによって、飛行機の場合の迎角に関する議論がすっかり凧にも成立することになります。その結果、水平尾翼を持たない持たないこれまでの凧はおおきい仰角(失速の状態)で揚げることになります。

飛行機の場合、重心が揚力中心の前にありノーズヘビーですが、水平尾翼で下向きの揚力を発生させ、仰角を変えて、モーメントを制御し、縦の安定性を高めています。

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