「面白い飛行」カテゴリーアーカイブ

烏賊の飛行

海水のジェット推進も空中で行っている。時速36キロメートルまで加速して高さ2~3メートルに達し、3秒間で約30メートル飛行したと言う。

北海道大学大学院の研究グループが、空中を飛ぶイカを撮影し、その行動の仕組みを世界ではじめて解明したと発表しました。 北大プレスリリース

イカの「飛ぶ」行動は4つの段階に分類できることが判明したという。

1つ目は「飛び出し」で、水を勢いよく吐き出し水面から飛び出す段階。この段階では、ヒレを外套膜に巻き付け腕もたたみ水の抵抗を小さくする姿勢を取っており、飛び出す前に高速で遊泳し水面へ接近してきたことを示唆するものだという。

2つ目は「噴射」で、水を漏斗から噴射し続け空中でも加速し、さらに揚力を発生させるためにヒレと腕を広げるという行動。この際、腕の間にある保護膜を広げることで、腕とともに翼のような形を形成。空中の移動速度は8.8~11.2m/sに達するものと考えられるとする。

3つ目は「滑空」で、水の噴射を終え、腕とヒレを広げた状態を維持したまま滑空を開始する行動。揚力はヒレや腕と保護膜で作った翼で発生させており、進行方向に向かってやや持ち上がった姿勢(ピッチ・アップ)を取ることで、バランスを取っているほか、外套膜は緊張状態を保ち、体の前後(ヒレと腕)にかかる揚力に耐え空中姿勢を安定させていることが判明。

そして4つ目が「着水」で、ヒレを外套膜に巻き付け腕をたたみ、進行方向に対してやや下がった姿勢(ピッチ・ダウン)を取ることで、着水時の衝撃を小さくさせていることが分かった。

イカの飛行は、逃避行動として頻繁に起きている可能性が高く、多くのイカが海鳥に空中で捕食されていることを示唆するものだとも説明している。

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無風で飛行できる凧:原理

無風状態で飛ぶ凧の飛行原理
1.鷲鷹類の翼の形状に似たアスペクト比の高い平面形状を持つ翼

断面が平板の翼の迎角と風圧中心の関係を示したものである。
二次元平板翼の場合、風圧中心は、迎角が小さい(失速角以下)場合は、迎角の大きさにかかわらず翼の前縁から翼幅cの1/4の点にある。
この点で風に平行に翼を支えると、迎角にかかわらず翼には、翼の角度を変えようとするモーメントが変化しないので、風圧中心ともいわわれる。
また、この点では翼に加わるモーメントが常にゼロと一定であるので空力中心ともいわれる。(平板翼の理論より、空力中心と風圧中心が一致すること、さらに前縁から25%の位置の風圧中心があることが証明されている。)

一般に断面形状がキャンバーを持つ非平面翼では、モーメントはゼロではないが一定となる点がある。これが一般の空力中心といわれるもので、普通、空力中心と風圧中心は一致しない。

注意1 通常、航空機は、重心を空力中心よりも前にして飛行している。ノーズヘビイと言うが、頭を前に沈降させないために、尾翼に下方向の揚力を持たせ安定性と操縦性を確保している。

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