セコンド・ライフというから、第2の人生かと思ってはいけない。
夢を育てる第2の空間という意味のようだ。
あなたがインターネットに常時接続できるならば、Second Lifeのサイトに入って、ソフトをダウンロードして実行するだけで、面白い世界に無料で入場できる。
ここでは,ツアーサービスもあるし、お友達ができて、結婚もあるようだ。
<概要>
1.デジタル ボディ (「アバター」) により、カスタマイズ可能なアイデンティティ(あなたの分身)がつくれます
2.3次元の世界を画面で楽しめます
3.そこには、インタラクティブな幾万エーカーにも広がる本物そっくりの世界が広がる
4.面白い人々があふれる世界があり、それらの人はネットの向こうのリアルな人とつながっており、会話や買い物などの日常の生活を楽しめる
5.コミュニケーションとは、チャットであり、ダイレクトで、プライベートな会話(Voice)であり、インスタント メッセージ(メール)、Second Life のイベントでおもしろいスクリーンショットを撮影し、画像を「ポストカード」として E メール送信であり、グループに参加して メンバーはグループ内のインスタント メッセージ セッションで連絡を取ることができる。
6.デジタルBODY(アバター)は
性別、身長からヘアスタイル、そばかすまで設定し、小物(ボディリング、ブレスレット、戦闘ヘルメット、カスタム ヘアスタイル、魔法の杖など)を身に着けて、服 (ビキニ、タキシード、ビスチェ、カウボーイ ブーツ、イブニング ガウン、レザージャケットなど)衣類も作り、売買し、そして着ることができます。また、ジェスチャー(アニメーションファイルを作成、アップロード。これを特定のキーワードで起動するよう設定したり、ファンクションキーにバインドすれば、あなたのアバターは独特の雰囲気、リアクション、動作)を瞬時に表現できるようになります。
7.古参の住民や Linden Lab スタッフによる、基礎から上級まで幅広い制作指導が無料で受けられます。
8.製作できる。習得できるこのプロセスで、宝石つきのへそピアスから 500 メートルの高層ビルまで、あらゆる種類とサイズのオブジェクトを作成できます
9.マップが用意され、ワールドマップには複数のトポグラフィ層があり、購入可能な土地、販売可能な場所とオブジェクト、現在進行中のイベントなどが含まれます。 緑の点はインワールドの住民を表しており、人気のある場所をすぐに発見できます。
10.Second Life に土地(バーチャルランド)を持つと、バーチャル作品の創造、展示や保存、イベントの開催、起業など、さまざまな活動が可能になります。 土地を購入して、あなた独自の Second Life を築き、歴史を作り上げましょう。 静かな土地にコテージを建ててリラックスするのも、島全体に夢のアミューズメントパークを作るのも思いのまま
11.商取引(コマース)ができて、Second Life は、リスクやイノベーション、職人的技術を評価するよう設計された、完全一体型の経済。 住民は思い思いのバーチャルグッズやサービスを創造し、さまざまなインワールド店舗でこれを販売し、 豊かな発想力、芸術的才能、企業家としての商才でお金持ちになれる。この通貨は仮想通貨です。
12.現実社会で市場価値を持つインワールド通貨
商品やサービスの取引に、毎月何百万というリンデン ドルが動いている。 この通貨は現実のお金を使って、サード パーティのサイトで売買することができる。 これらのサイトの中には、手軽に取引できるように、インワールドの「ATM」マシンまで提供しているところもあります
13.ゲーム
はさまざまな種類のゲームとプレイスタイルがある。 Second Life の制作ツールやスクリプトツールを使用して、住民のゲームデベロッパーたちは、ファーストパーソン シューティングや RPG、アクション、パズル、カジノ、ファイティング、スポーツ、クイズ、言葉パズル、ストラテジー、古典的なボードゲームなどを公開している。
14.優秀者のインセンティブ
リンデン ラボ社は、現金ベースのデベロッパー インセンティブ賞として再投資しています。 この賞は、Dwell (他の住民から訪問を受けた時間数) を基準に、Second Life でもっとも優秀な住民に与えられる
以上が、説明の要約です。ようやく判ってきた。
ここは、土地を所有しサービスを得るために、毎月1000円程度のお金を払って、第2世界でチャンスをつかむことのできる仮想世界のようです。もちろん、無料会員のまま、楽しむこともできますが・・・。
すでに、トヨタやディオールなどの会社が、広報やマーケティングのために参画しているようです。
<提供会社としくみ>
RealNetworksの元CTOが設立し、Amazon.com CEOも出資している
Second Lifeのサービスが一般公開されたのは2003年。サンフランシスコに拠点を置くLinden Labという企業が提供している。
同社の主な収入源
・ユーザーから得る利用料
・Second Life内の土地の購入代/土地使用料
利用料金は「Basic」というアカウントの場合では無料だが,最近,初回だけ9.95ドルを支払う「Additional Basic」というアカウント制度も導入した。ただしこれらのアカウントでは土地の購入はできない。土地を購入するためには,月額9.95ドル~年額72ドルの「Premium」アカウントを取得する必要がある。
Lindenドルは米ドルと交換できるが,その交換率は需要と供給のバランスによって日々変動している。
second life は、土地本位制の開発空間であり、いずれオープンソースにして世界の開発者を導入する企てがあるらしい。吉とでるか?凶とでるか興味深いですね。たくさんの開発者が参加すれば、ニンテンドーなどのロールプレイングゲームよりも面白くなるかもしれない???。
また、こんな、ことも試みられているらしい。
- 突入取材
- そこには「小京都」もあった
- 「Second Life」内にBOOK OFFの店舗
- 中古書籍・CD・DVD買い取りサイトへの誘導と販促を目的にしたバーチャル店舗。
- 第二の人生を創造する実験の場
- 重要なルールや決め事がほとんどない世界
- 現在の住民数
- 400万人に急増。いままでにないスピード
驚きましたね。Google Earth に驚きましたが、1年ぶりの大きな変化かもしれない。
WEB2.0やSNSを超えた、リアルと接点をもつ実験場かもしれない。3Dの服のデザイナーやゲームの開発者や音楽などデジタルコンテンツの提供者が増加するかも・・・・。
早速、米国政府はこのような収益への課税方法の検討をおこないだしたとの報道もある。