W3Cは、ブラウザには必須の国際標準ですが、CMSやWikiやBLOGなどのWEBアプリケーションには、これに対応していないものが多い。対応していないとブラウザがきれいに表示しなかったり、アクセシビリティが悪くなったり、表示が醜くてリンクされにくくなりPageRankに影響することもあるらしい。
慶応大学のホームページはW3Cに対応すべく、更新されるらしい。
W3Cが勧告:CSS/HTML/XHTML
1996年12月 CSS1を勧告
1998年 5月 CSS2を勧告
1999年12月 HTML4.01勧告
2000年 1月 XHTML1.0を勧告
2001年 5月 XHTML1.1を勧告
国際標準の勧告にもかかわらず、全てに対応したサイトは少ない。特に、企業の対応は遅く、全体の9割が対応できていない状況だそうだ。そこで、スクリプト別に対応状況を調べてみた。
このppblogもそして有名なNucleusもそのままでは、対応していない。もっとも、優れたデザインや新しい試みをすれば、厳格さが犠牲になることも考えられる。また、ミニcgiの多くはCSSなど使っていないので、評価しようがないのも事実ですね。
さて、W3Cには、CSSとHTMLの標準がある。WEBサイトでURLを打ち込んで、自分のサイトのスクリプトが対応できているかチェックできる。
ちょっと調べてみたところ、次のような状況である。
1.CSSの評価 —>Gs'BBSの場合◎
2.XHTMLの評価 —>Pukiwiki Plus の場合◎
それぞれ、上の評価例をクリックしてみれば、結果が判る。
自分のサイトを評価してみたい方は、上記のhttp以下を自分のサイトのURLを入れてやってみれば良いでしょう。
Wikka Wiki は ◎です。
わたしが、日本語版配布中です。サンプル設置したWikkaサイトでdownload できます。
SBは◎です。
当サイト内のPHPやCGIのスクリプトで、このチェックを実施して驚いたことに、SBというブログは、どちらも合格でした。素晴らしい!!。きちんと厳格に作られているのですね。
MODxも◎でした。
また、MODxも知られていないが、高機能かつユーザビリティの高そうなCMSで、どちらも合格でした。
OpenNoteのBBSはXHTMLの評価が○で、CSSは評価できない(使っていません)。CSSなくても、しっかりと作られた掲示板でした。
MediaWikiは、国際的にウィキペディアで使われているだけあって、どちらも◎でした。
XHTMLが、標準対応なののは、pukiwiki、wordpress、dokwikiなどです。
CSSが対応できているものは、GsBBSなど以外と少ない。努力して書き換えれば、国際標準になるのだが・・・・。
参考になるサイト:Nucleusの使い方
MODxは注目しました。とてもシンプルでよく考慮されたスクリプトのようなので、更に調べてみたい。
W3Cに対応したフリーのWEBアプリ:例えば MODx(CMS)、sb(BLOG)、mediawiki(wiki) など
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