今回の地震は、明治以降の最大級かつ長周期の地震であり、ライフラインの管路が大きな被害を受けている。
家のガスメーターを確認し、ガスメーターで復旧をしてやれば,ガスの供給が再開されますが、問題は管路の復旧です。
中越地震でも管路の復旧が大変で、2週間以上かかりました。この間、商業・生産活動が停止するなど大変でした。
また、上水道の場合、阪神淡路大震災では、通水地域がもとにもどるのに、40日以上かかりました。早く道路を復旧し、建物の倒壊を除去しながら、管路の復旧をしなければ、いけないようです。
修繕すべき管路被害が1箇所でも有る地域は、漏水問題もあり、30日以上復旧に要するとの報告がありました。
長期戦を覚悟せざるを得ない状況か?
現在、電力は約260万戸の停電が継続し、水道は少なくとも17道県で約140万戸が断水。宮城県や福島県では浄水場などが被害を受け、仙台市の一部や福島県いわき市への供給が停止。茨城県でも10浄水場のうち8浄水場が送水を停止し、水戸市や土浦市などの全域で断水している。
通信も不十分。NTTドコモによると、12日午後7時現在で東北と関東の携帯電話基地局約6160カ所で電波が止まり、周辺地域で通話などができなくなっている。基地局が機能している地域でも通信量が増大しているため、東北を中心に発信規制を続けている。固定電話もケーブルの断線などで宮城、岩手県を中心につながりにくい状態が続いている。
経済への影響も心配ですが、やはり、被災地域の皆さんの安全確保が進むことを祈っています。
地震:ガス・水道の復旧が遅れそう
2 thoughts on “地震:ガス・水道の復旧が遅れそう”
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東京電力、5月分電気料金を70円値上げ
燃料費の変動を毎月の電気料金に反映させる制度によるものだ。東電の値上げ幅は2009年5月の制度導入後、10年8月と並んで最大規模となる見通し。
東京ガスは、5月分から約50円値上げし、月額5300円程度と並んで最大規模となる見通し。
25日03時07分 読売新聞
リビア問題などで、石油価格が史上最高になる可能性が出ている。
1号機の冷却装置の注水が不能になったのは11日午後4時36分。消防のポンプ車で真水を注入していたが、その真水の供給も途絶え、原子炉格納容器の水位は低下。冷却機能を急速に失って、翌12日午後3時半に1号機は水素爆発を起こした。
実際に注入を開始した時刻は午後8時20分になっていた。。「自らの考えで海水注入の判断を行った」というのが東電の説明