WEBサービスと自宅サーバーはどこへ行くのか?:2006年のレビューと備忘録

忘れないうちに、ネット活用の過去をレビューしてみる。
自宅サーバーを公開してもう4年になる。
1年目は、HTMLやCGIなど、PCを組み立ててサーバーにして遊んでいた。
2年目から、オープンソースのBBS、BLOG,Wiki、CMSなど設置してどれが良いか?、どんなWEBアプリが出現しそうか?という視点で、片っ端からサンプル設置して、調べていた。サーバーを晒すと何が起きるかの実験。
3年目になってようやく、自分なりに好みと使い方がはっきりしてきたので、整理・整頓した。それでも重くなってまだ雑然としている。
サイトマップで示すように、このサーバーもずいぶんいろいろなスクリプトが乗っかっているので重くなった。
そこで、去年あたりから、始めたのが 次の3つのこと。
1.電気代を稼ぐために、Googleのアドセンスを、このBLOGやpukiwikiに設置した。お陰で、PC代+電気代位は、これで充当できることになった。
2.SNSも出たので、別途 厳選お気に入りオープンソース実験室を別途設置した。これは、自己満足とバックアップのため。
3.去年の夏から、さくらのレンタルサーバーを借りて、少しづつ移行させることにした。このメリットは、長期お出かけ時にも安心して使えるサーバーが欲しかったこと。年間6000円の出費で、1GBのサーバーが完成です。
4.それからこの1年間で、携帯とPCで閲覧・投稿できるオープンソースが増えてきたので、携帯でも使えるWEBサイトとして、実験中
ずいぶんたくさんのスクリプトが、レンタルサイト1GBに入ります。
ppblog
WordPress・MODx
・BBSが4つ位
・携帯コラムやランキングサイト、ナビサイトなど
・ショッピング
いずれもシンプルで、携帯で使えるので、便利です。
その間、WEBアプリの世界には、いろいろなことがあった
5.去年あたりから、携帯のカメラが良くなってきたので、デジカメはすっかり使わなくなって、携帯モブログに移行しました。でもパケ代が高いので、メールで記事投稿できるppblog、WordPressやWikiなどを愛用することにした。
6.去年の正月には、自宅サーバーはいずれダメになるのではと思って、「自宅サーバーは家庭用ミシンのように凋落するか?」などという記事を書いていたが、最近はそう思わなくなった。

7.2年前には、ネット社会の現象の実証研究が進んだ。
・MixiやP2Pのファイル交換サイトなどWEBのリンク構造がべき乗則に従うというスケールフリーネットワーク構造と成長法則
ロングティル現象の分析
PageRankによる検索連動広告の威力の再発見など
また、Googleがいろいろなサービスを始めたのもこの1年でした。
8.去年の夏ごろから、高機能なBLOG、Wiki、SNS、CMSを無料で提供するところが増えてきた。
・携帯閲覧+モブログ対応では、クチコミュブログやベクターのMAGLOG そしてJUGEM
OpenPNEを提供するSoNetYahooのDays
・WikiやBookmarkを提供するアットWiki–>tokyoblog@wiki
など、出現したので、テストしてみた。
9.それからRSSでブログの更新情報が読めるようになったので、パケ代節約のため、釣りの最新の釣果確認用サイトやダイビングの状況、浦安RSSニュースサイトなど作ってみた。携帯向けRSSリーダーなど設置。
メモリーの価格がどんどん下がり、通信容量も拡大の一途なので、これからは、ハードやプラットホームよりも集客力のあるWEBアプリのサイトの価値がますます高くなるでしょう。
そんな訳で、この1年も相当大きな変化がありました。googleの市場価値が18兆円になったし、農業の生産よりもアニメやゲームの生産が大きくなったのも驚きですね。
本格的な情報化社会になってきて、あわただしい毎日です。