Googleの新サービス「GoogleBase」が、2005年11月15日夜についに始まった。
ニュースでは、これまでと異なる発想があるようだ。
ユーザーができること
1.「あるあらゆるタイプの情報や画像」をポストできる
2.これらの情報や画像はGoogle Base上で検索可能になる
3.内容の関連度に応じて「Google Search」「Froogle」「Google Local」からも検索できるようになる
との説明である。
属性を使って、コンテンツを意味づけし、セマンテックWEBの普及前に、関連付けやマッチングを可能とした仕組みが実現しようとしている。「人間に着目し、人間とは関係である」とみれば、この仕組みは極めて普遍性をもっている。On Demand で Dynamical であり、価値を生み出す構造化といえよう。
これまでも、Googleは、Webで公開されている全ての情報を、テキストやMAP上で検索できるサービスを提供してきた。
今回のサービスは、ウェブ検索担当ディレクター:Marc Leibowitz 氏の説明では、
1.まだウェブで公開されていない情報
2.検索エンジンでも見つからない情報
を
3.他者と共有したいと思った時に
情報共有を実現できる手段を提供したいと考えて作られたとのこと。
ということは、これまでと違うのは、1.2.であり、探している人とお知らせしたい人を、そしてニュース性の高いダイナミカルな情報について、マッチングさせるのかと考えてみた。
トップページには、
blogs – coupons – course schedules – events and activities
jobs – news and articles – people profiles – products
recipes – reference articles – reviews – services
vehicles – wanted ads – rentals – comic books
のキーワードと検索機能が付いている。
ということは、パーティやイベント、レシピ、車の販売、レンタル、職業、製品などあらゆる情報の紹介や斡旋の場所として使われるのかもしれない。
ひと・もの・サービスの情報を公開しアクセスできる機能の拡張がなされたようである。
サイトと提供者、そして画像やテキストが短く要約されたコンテンツが多数掲載されている。どのような関連付けがなされて、情報共有が進められるかがポイントのようだ。いろいろ検索してみたが、もう登録が進んでいる。
ユーザーの提供・検索情報で思わぬ使い方が発明されて、新しい関連付けサービスが発生するかもしれない。どこかにあたらしい関連付けのロジックが組み込まれているのだろうがまだよく分からない。
いずれにせよ、特定サイト内だけでなく、Webの世界も取り込んだ、グローバルなマッチングの環境が構築されはじめた。
ひとーものーサービスの関連付けと情報共有のやりとりから何が生まれるのだろうか。
Relational Optimization Engineとでも呼ぶものを、考えたくなる。検索は、PageRankの技術の技術がコアであり、これは固有値問題であった。RDBの上で、各ページのランクとその相互関係が定義されているとき。それらを
1.最適にグループ化する技術
2.グループ内で、最も気に入りそうなテーマを抽出、表示する技術
が重要な役割を果たしそうです。これは、何を最適化する問題となるか?。
GoogleMap 浦安市 :GoogleAPI のお勉強:Webの世界が変わりそうな予感!!
Google Base とは?。情報共有、広告・案内・知識の蓄積など
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