最近の 自宅 サーバー 構築方法:Wiki Blog(ブログ) CMS を使う

ここ2年ほど、Web上で新しいサービスが発生するので、利用の可能性を調べるために、自宅 サーバーを構築して、いろいろなアプリを試してきた。
 当時はブログ(BLOG)も有名でなかったし、Wiki や CMS も知っているひとも少なかった。CGIやPHPの本も少なかった。日本では、掲示板や日記という形で始まった。
 最初は、CGIでMovableTypeなどのBlogが出来ればと思っていた。しかしながら、
1.BLOGCMSがたちまち、PHP化したこと。
2.MySQL対応のより高級なスクリプトが増えたこと
から、WAMPやLAMP環境が必要となった。
一方、2年前には Windows上で動くWEBアプリよりも、LINUXでしか動かないものが多かったので、
・FedoraCore2 でLAMP環境
perlでCGIもつかえること
で1年ほど、運用してきた。
 ところが JavaWeb や squeakWeb swiki などの面白いソフトも登場し、これも必要となり、ひとつのWeb用PCに
Apache Java squeak の 3つのサーバーが動いている状況も、一時発生。さらに、Python、Zope の流れからPloneのような優れものも登場したので、この環境も別のPCに作ってみた。これが、1年ほど前の出来事。
 我が家は ひとつのADSL環境しかなく、So-netである。(ダイナミックDNSサービス利用中)LAN内に3台の常時接続サーバーを置くと、やはり問題が発生。
1.電気代がばかにならないこと
2.どのPCでどのアプリが動いているか忘れること
3.実験用のスクリプトなので、その脆弱性から年に1回位、改竄されるが発見が遅れがち
の3問題である。
そこで、思い切って2台にした。1台はノートPC、1台は小型ThinkCenterである。1年ほど前から、Windows環境でもほとんどのスクリプトが動作するようになってきたので、思い切ってWAMP環境にした。また、PHP-stats などのアクセス解析を入れて、アクセスの監視を強化した。
 2年前と比べて、自宅サーバーの構築はずいぶん楽になった。
 おすすめは、XAMPPなどのようなサーバー環境の一括構築ソフトで作ること。しかしながら、同時にphp、httpの設定を勉強し、またビールスやスパイウェア検知ソフトを同時に動かして、セキュアーな環境を心がけること。
 メール、FTP、telenetなどについては、極力自宅サーバーで構築せず、Webサーバーに徹するのも、賢い安全な道かもしれない。BtoBの世界では、DNS、決済、メール、伝票など特化したサービスが発達し、外部化の動きが強まっているように見える。自宅サーバーは、Webに限定し、難問は外部にたよるのも知恵かもしれない。大容量のメーラーサービスやファイルサービスを併用することにしている。
 家庭では、カメラ、携帯、ipod以外はあまり自宅サーバーと関係ないので、よく使うWebサービスは、下記のもの程度か。
1.このようなBLOG(携帯でも投稿・閲覧できる)
2.文章管理や検索が便利なWiki(備忘録、My辞書、MyBookMark などに便利)
3.たまに写真を載せるWebアルバムソフト
4.携帯対応の伝言板やForum
ファイルは、ぴあtoぴあ か、Yahoo ブリーフケースのようなものに頼る方向か。
 このように考えると自宅Webサーバーの役割も、見直したくなってきた。
追記:Wikka というWiki 配布中
 
 

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