南方熊楠翁と孫文

孫文 孫 文
(1866-1925)
中国革命の先導者。
1897年(明治30年)にロンドンの大英博物館東洋図書部長ダグラスの部屋にて熊楠と出会い、すぐさま意気投合し、孫文が離英するまで毎日のように交流して親交を深めた。
熊楠帰国後、孫文亡命中に危険を犯してまで熊楠に会いにやってくるなど、二人の親交の深さがうかがい知れる。

土宜 法竜 のちの高野山管長。
熊楠とはイギリスで知り合い、最も心を許しあい宗教学を論じ合う仲となる。熊楠と生涯書簡の交流が続く。熊楠帰国後にも再会を果たす。