弥生・縄文時代の文化水準は高かった

その生活や風俗は、野蛮人的ではありますが、現代人と比べ極端に原始的とは描かれていません。古代と次の時代との連続性が感じられます。それに比べ日本の場合は、連続性が全く感じられません。

縄文時代であっても、当時の家々は、木組みもしっかりと、所によっては鉄の鎹で止め、屋根には格好良く千木が配置され、木材の表面は黒曜石の刃物で綺麗に削られ磨かれ、塗料も使われていた、と見てよいと思います。

あの勾玉の精密加工、芸術的な火炎土器・銅鐸などを見ても私達の祖先が持っていた技術の高さと優れた美的感覚が判ろうかと思います。

魏書には、「倭王使いに因って上表し詔恩を答謝す」とあります。つまり文書で応答していると書かれている。

銅鐸、弓、釣り針、食事などからわかる。
腕輪、勾玉、真珠などアクセサリー 麻や絹(遅れて仁徳時代)もあった。山内丸山遺跡を見よう