北部九州における古墳の推移

宗像地域における古墳時代の首長によれば、

宗像地域では前述したように1-5期の首長 墓級の大型古墳は少なく、継続的な築造も現状では認 め難い。糸 島半島から今宿平野(〈1〉-〈5〉)において継続的に大型古墳が築造され、宗像地域とは対照をなす。糸島半島から今宿平野の地域では5期以前には全長80″を超 える前方後円墳を、輪番的に系列を変えながら築造し ていくとも言える。しかし、6期以降になると、全長60″を超える前方後円墳は福岡市西区今宿大塚古墳の みである。この点でも宗像地域の大型古墳と対照的で あるという。
出典:http://www.okinoshima-heritage.jp/files/ReportDetail_17_file.pdf
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