SN比とは †SN比とは、信号の分散をノイズの分散で割った比のことです。
SN比の事例:カメラ+望遠鏡 †
SN比の事例:音響装置 †オーディオの出力で音量を大きくするためにボリュームを上げると、それまで聞こえなかった雑音が聞こえ出すことがある。これは信号が大きくなるに伴って雑音も大きくなったためで、信号と雑音の比率そのものに変化はない。
騒音もノイズ:規制基準 †住宅専用地区の住環境の雑音なら40[dB]以上~50[dB]以下に規制されています。 通常のSN比 †あらゆるシステムは入力としての信号と出力の関係を利用して設計します。信号として用いられる因子は、出力特性と直線関係にあるのが普通です。ただ、その直線関係は完全なものではなく誤差を持っているので、制御性の良否を評価するのに直線の傾きと誤差の比をとることになります。 信号因子の単位変化量に対する目的特性の変化をβ、誤差分散をσ2とすると、この場合のSN比ηをdb単位で η=10log (β2/σ2) と定義します。 言い換えれば、誤差が小さく感度が高い程、SN比が大きくなります。 感度=10*log(b**2) 信号因子すなわち入力をMとして、M=0のとき出力yがゼロであることが明らかで、yがMの比例式 y=βM が理想的である場合、ゼロ点比例式を用います。 ある基準点となる点 M0の標準があり、その点での偏りがゼロになるように基準点校正したうえで、基準点がゼロ点であるかのような比例式 y-y0=β(M-M0) が理想的である場合、基準点比例式を用います。 信号因子とデータの間に、特に制限なしで直線関係を想定した場合です。Mとyの間に、1次式 y=α+βM を仮定して解析を行います。 |