DokuWiki では、外部サイトの XML フィードからデータを取得してページに埋め込むことができます。DokuWiki 自体の XML フィード出力機能については、XML フィードを参照してください。
RSS や ATOM フィードを含めるのは簡単です。以下に、スラッシュドット・ジャパンの最新の見出しを含める場合の例を示します。
{{rss>http://slashdot.jp/slashdotjp.rss}}
XML フィードの解析には SimplePie を利用しています。SimplePie で解釈可能なすべての形式が DokuWiki でも利用できます。以下に示すパラメータをスペース区切りで追加することにより、出力を変化させることができます。
パラメータ | 説明 |
---|---|
数字 | 表示するアイテムの上限数として使用されます。デフォルト値は 8 です。 |
reverse | アイテムを逆順で表示します。フィード内の最後のアイテムが最初に表示されます。 |
author | アイテムの著者名を表示します。 |
date | アイテムの更新日時を表示します。 |
description | アイテムの説明を表示します。HTML の埋め込みが許可されていない場合は、すべてのタグが取り除かれます。 |
n[dhm] | フィードの再取得間隔を指定します。d は日、h は時、m は分を表します (例: 12h = 12 時間)。 |
再取得間隔のデフォルト値は 4 時間です。10 分以下の値を設定してもすべて 10 分として取り扱われます。通常 DokuWiki はキャッシュされたバージョンのページを供給しようとしますが、動的な外部コンテンツを含む場合、この動作は明らかに不適切です。パラメータを指定することで、最後のページレンダリング処理から再取得間隔以上の時間が経過した場合に再びレンダリング処理を行うよう DokuWiki に指示できます。
パラメータの指定を含む例を以下に示します。
{{rss>http://slashdot.jp/slashdotjp.rss 5 author date 1h}}