Mac OS High Sierra は SFTP と WEBDAV が標準装備

High Sierraからは、FTPが廃止された

• FTP廃止の理由は、セキュリティ向上のため。

• 暗号化されたSFTPが標準装備されている。

• ターミナルでFTPの代用は、SFTPになる。

• 暗号化されたFTPSのサポートはない。

• SFTPの使い方は、基本的にFTPと同じ

SFTPは、端末とサーバーの両方がSFTPに対応していないと使えません。

Macのターミナルは、SFTPをサポートしていますが、サーバー側がSFTPをサポートしていない場合は、接続できない。
ほとんどのサーバーでは、SFTPをサポートしているので、まず心配ありませんが、一部のサーバーでは、もう一つの暗号化方式のFTPSだけをサポートして、SFTPに対応していない場合もあります。

ターミナルでsftpと打ち込めば、ヘルプを返してくれます。
英語ですが、読めばなんとなく使い方がわかると思います。

サーバーに接続すると、パスワードの入力が求められます。

>sftpと表示されれば、ログイン成功です。
ここまでの接続が、FTPとSFTPでは、ちょっと違うだけ。
サーバーに接続した後は、使い方は同じです。

WebDAV サーバに接続

WebDAV サーバへ接続する:Finder で「移動」>「サーバへ接続」と選択し、「サーバアドレス」欄にサーバのアドレスを入力して「接続」をクリックします。
WebDAV サーバアドレスは次のような形式とします:
http://servername.com/path/

WebDAV サーバから切断する:サーバを選択し、右クリックして、「取り出す」を選択します。

WebDAV サーバに接続している間に「ネットワーク」でネットワーク設定を変更する場合は、サーバとの接続をいったん切断してから接続し直します。

SFTP は、SSH プロトコルの拡張型として構築された、ファイル転送プロトコル

SFTP は TCP ポート番号を 1 つしか必要としません。プライベート キーとパブリック キーを使って、パスワードなしでユーザーを認証します。暗号化を行う分、転送速度は遅くなりますし、必要なシステム リソースも増えます。

Synology nas の sftp の場合には

SFTP サービスを有効にする:
[SFTP サービスを有効にする] をクリックします。
[適用] をクリックします。
ポート番号
SFTP サービスのポート番号を設定します。
注:SFTP サービスのデフォルトのポート番号は 22 です。次のポートを除いて、1 ~65535 までのポート番号を設定することができます。
20、21、23、25、80、110、137、138、139、143、199、443、445、515、543、548、587、873、993、995、3306、3689、5000、5001、5005、5006、5335、5432、6881、8080、7000、7001、8081、9997、9998、9999、50001、50002、eMule デフォルトポート:4662 (TCP)、4672 (UDP)

ルーター

SFTPでは認証とファイル転送の両方が暗号化されるため、遠隔から安全にルーターへのファイルの書き込みやルーターからのファイルの読み出しを行うことができます。SFTPを用いることで以下の操作を行うことができます。

• ルーターの設定ファイルの読み出しと書き込み、ファームウェアのリビジョンアップ

• ルーターの内蔵フラッシュROMに構築されたファイルシステム RTFS、 外部メモリ(USBメモリとmicroSDカード)のファイルの読み出しや書き込み、削除や名前変更などのファイル操作

SFTPはSSHのサブシステムとして動作し、SSHの認証方式、暗号アルゴリズム、送信データ圧縮を使用します。

コメントを残す